丹後半島・間人（たいざ）のうまし宿とト屋

2020/5/26

　このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けられている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。また、コロナ禍最前線とも言うべき医療に携わっておられる皆様に、心より感謝申し上げます。
　昨夜、安倍総理によって緊急事態宣言が全国において解除され、コロナウイルスと共存していく覚悟を決めたところです。
衛生面、おもてなし面と悩むところではありますが、宿の方針もスタッフに説明、休業補償も説明し営業開始に向けて明るい話し会いにホッといたしたところです。

当館も休業要請が発令されたのちは、休館とさせて頂きのんびりと・・・娘の家族（13人位）と毎日毎日食事の時間を楽しみました（笑）ゆっくりとしたのもつかの間、休館でも宿の下ごしらえは続きます。
　従業員の安全と生活を守らねばならないという女将の責任と、スタッフ休業に押し寄せる慣れない事務手続き(>_<)

そしてそして、「おじいちゃん漁師の応援プロジェクト！！」

元気な93歳のおじいちゃんが
「今日は凪でワカメが獲れたけど干せんでもって行くで！」と、
どんどんワカメを持って来て下さいます。きゃー♡嬉しい悲鳴です！
400キログラム以上かな？一生懸命注文をとり発送し「旬の海の春野菜・龍宮わかめ」をお届けするのに大忙しでした。　

ご存じのとおり、京丹後は日本でも有数の健康長寿の町です。そして、その多くは海辺に暮らすお年寄りで、イキイキと元気に暮らしていらっしゃるのです。　
　またコロナ禍で来れなかったお客様の為に、とト母さん味の佃煮もたくさん作って保存してありますよ(*^^)v

まもなく営業開始となりますが、聖徳太子の母、間人（はしひと）皇后ゆかりの地「愛と平和・約束」の聖地より令和の間人皇后がお待ち申し上げます（笑）
　「まごわやさしいこ」の食材を、これからもとト屋は積極的に取り入れて、益々免疫力アップの食事にして参りますので、そこも超ご期待です！

　「三密」といえば今やコロナウィルスに対してのソーシャルディスタンス、クラスターを起こさないための「密閉」「密集」「密接」を避ける心得。
実は、仏教の言葉にも「三密」というものがあるそうです。
「身密」しんみつ　からだ、行動の教え
「口密」くみつ　ことば、発言の教え
「意密」いみつ　こころ、考えの教え　
日々精進し「身口意」つまり「行いと言葉、そして想い」を整え命の喜ぶ生き方をしようというものだそうです。