2021年6月6日に始めた「全国一宮巡礼の旅」も1年1ヶ月が経ちました。
今回は対馬国「海神神社」と壱岐国「天手長男神社」です。

今回は、丹後から2泊3日の聖地巡礼の旅となります。
「健康であること」「心を平和に保てること」この二つを胸に修行の3日間でした。

海神神社の長い長い270の階段を登りながら、息も絶え絶えにかなりきつかったですが、御神体が女性の神様と聞いて、丹後の龍宮から来た乙姫は自分を奮い立たせ頑張りました!

驚いたことに、対馬と丹後はご縁のある土地柄だということです。石碑に刻まれた「京極夫人」「丹後宮津」の文字に驚きました!!対馬藩主宗家21代ご婦人は丹後宮津藩の京極から嫁いだそうです。
交通の発達した現代でもこれだけ遠い、韓国までわずか50キロという場所にある島と、陸の孤島と言われて久しい丹後の、どこをどうなってのご縁なのでしょうか・・・。大変気になります。
また、和多都美神社は龍宮伝説に彩られた「海の女神・豊玉姫」を祭る古社です。
龍宮と聞けば、ますますご縁を感じ「呼ばれてしまったわね・・・♡」と勝手に想像を膨らませております( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
また、対馬と丹後関係について詳しい方おられましたら教えて下さいね!

対馬と壱岐は同じ離島でも、地形も暮らしも違う魅力があり、そのそれぞれを体感できた二日間でした。
干潮時のみに海中から参道が現れる小島神社にお参りができるという幸運にも恵まれました。今にも道がなくなってしまわないかとドキドキしながら小島を一周しました。そのわずか30分後、振り返ると参道は消えてきました。

以前から「地形と漁港の暮らし」はジオパークセミナーで学んでいましたので、今回の島の漁港の暮らしはとても興味深く、楽しく回れました。
女将業の傍ら中小企業応援士の任を受けた身としては、出掛けた先でも、ここの観光は?地域の特色はどんな感じ?とついつい気になり土地の方に色々と尋ねてしまいます。
農業、黒毛和牛、フルーツ、林業など、何でも地産地消でもてなすことができるのは、海の京都、京丹後市ととても良く似ていましたし、温暖化でイカが採れなくなっていると言う悩みも同じ。
そして、絶対的パワースポットの壱岐を持ってしても「コロナでさっぱりだめ・・・」なんだとか。

どこも未だコロナ禍の影響のある中、必死で知恵を絞りながら、それでも自然相手で自分の力だけではどうにもならない、そんな切実な悩みがあるのは同じなんですね・・・。

それでも私は今、希望を持って生きています!
この全国一宮参りもその中の大きな柱となっています。
それぞれの土地で授かってきた御朱印を眺めては、その神社に纏わる観光を学びながら、次世代に残す丹後の観光に思いを馳せ今からワクワクしております。

標高3003m 雲の上の雄山神社は、簡易酸素ボンベを持って臨みました!
立山、対馬、壱岐を巡り山陰、関東、北海道と一宮巡礼の旅はまだまだ続きます。
全国を巡り「神々と暮らしていた歴史」を感じながらその精神文化を学び、その土地の観光を調べ、大きな時代の流れを感じながら、3年ほどかけて全国の一宮106社を参る覚悟です(^-^)v

全国巡礼の旅を体感しながら、丹後巡礼の旅を完成させたいと言う思いがますます大きくなってきました。丹後一宮籠神社他、麻呂子親王に纏わる神社などを調査研究し、丹後にこられるお客様に喜んで頂けるプランを考えています(^-^)v

丹後をめぐる巡礼の旅の始まりを、どうぞ楽しみにしていて下さいね!
まずは、元気でいられるとこや、周りへの感謝の気持ちを持って暮らしてまいりたいと思います。

人と人を繋ぐ宿がお客様の物語を紡いでいけたら幸いです。
愛と平和、約束の聖地
丹後半島 立岩海岸 うまし宿とト屋
 とト母さん 池田香代子