今年も残すところあと数日となりました。
皆様、この一年はどんな一年でしたでしょうか。
おかげさまで、とト屋23周年を迎え、改めて人のご縁に感謝感謝の気持ちでいっぱいです。

先日、シンガポールからお越しになったファミリーのみなさんが、私の猫をぐるっと囲んでくださいました。なんて幸せなほっこりするひと時でしょう。カニシーズンの疲れもいっぺんに癒やされたような気分です。
いつも、「丹後のおかあさん」と心を寄せて下さる「奈良のムスメ」から、素敵なメッセージと共にとても素敵な贈り物も頂きました。虹色より、いろとりどりのそのラベルに、たくさんの想いを頂きました。本当にありがとう。

日本にも、そしてうれしいことに、世界中に娘や息子、親友、父母、たくさんのとト屋ファミリーがまた増えて、たくさんの大切な写真をめくるたび幸せを噛み締めています。
今年は、秋口にとト屋の電動自転車「1号〜4号」も登場して、たくさんのお客様に楽しんで頂きました。

もちろん、今までから大人気の「とれぴち握り寿司体験」も多くの皆様に楽しんで頂きました。

西口船長の船でとれた魚と、着物マイスター木本さんが繋いでくださった織物関係のご縁と、とト屋が紡いた時間。お客様を優しく見守るお二人も印象的でした。

握り寿司体験が出来ない、生物が苦手なお客様への寿司体験に「巻きずし」も加え、龍宮メンバーと共に、勉強も欠かさない一年でもありました。
・・・試食も大事な勉強ですよっ!😁

長寿の町を支える、お年寄りの「生きがい」も応援するのがとト屋流。
93歳のおじいちゃんのとるワカメも、お客様に大人気でした。

おじいちゃん!いつまでもお元気で!!!また春にたくさんのお客様が待っていますよ♪
今年は、昨年に引き続き、ハネムーンのお客様に「小さな結婚式」もたくさんのオーダーを頂きました。
私は、腕によりをかけて「母の気持ち」でばら寿司をつくります。
ばら寿司は母から娘へ伝える「丹後の味」
ぎゅっと押した酢飯には、食べる人の幸せを願う心がぎゅぎゅっと詰まっています。あまからでどこか懐かしい味がたまらないサバのそぼろに、鮮やかな飾りは、ハレノヒを祝う心。幸せになってほしいと重ねる想い。

イタリアのお客様をたくさんご紹介下さっているマルコさん、いつもありがとうございます。

若い頃に日本を離れ、海外で活躍してこられたご夫婦は、
「大病を克服したのを機に、妻に着物での結婚式をプレゼントしたくて」と。
旦那様よりオーダーをいただいたもう一度ハネムーン。
フランスからロンリープラネットを頼りにご宿泊頂いていたお客様も飛び入り参加で和やかな時間も紡ぎました。

韓国から帰ってきた娘夫婦。優しくて力持ち、英語も堪能な娘婿のカンさんは、今や無くてはならない存在。
私達夫婦にとりましても、本当に心強い限りです。
母国を離れて、慣れないこともたくさんあるでしょう。ありがとう。感謝してますよ。カンさん。
感謝といえば、ほんとうに両手、両足でも足らない方々のご縁。
シンガポールの旅行会社、カミサさん♡いつもありがとうございます。

この秋に行ったシンガポールでの商談会は、商工会さんの頼もしいバックアップを元に、若い方も多く参加の素晴らしいものでした。

一人っきりで行った、初めてのシンガポールの商談も今ではこんなに多くの仲間と一緒に。
そして、その魁となった「フォローミージャパン」さん、
今も思い出すと涙が出てしまいそうな、前会長との思い出。

日本に数ある錚々たる観光地の中にこの「京丹後」も。
12月の初めに、観光バス2台でお越しいただいた日の感動も忘れません。

素晴らしい、立岩を撮ってくださった写真家さんとのご縁。
来年はもっと楽しいことが起こりそうな予感です♪

元号は平成から令和になりいよいよ、来年は東京オリンピック。
日本もますます盛り上がってまります。
丹後は「丹後ちりめん創業300年」です。
「とト屋」の屋号に込められた想い。何かと何かをつなぐ「と」という文字。
来年も、とト屋は、人「と」人や、「自然」、「食」「物」を繋げる場所でありたいと思います。
万物が「対座(たいざ)」する場所で、また皆様に出会える日を心より愉しみにしております。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
                  とト屋女将 池田香代子
http://totoya-kyotango.com/